モーツアルト:交響曲第39番
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
第3稿1888
指揮:ガブリエル・フェルツ
2019/07/25
ザ・シンフォニーホール
39番は、心地よいテンポで、気持ちよかったです。
モーツアルトって交響曲を本当に特別な意識なしに作ったんだと
いうことを実感しました。
指揮者のコントロールが行き届いていて、特に1楽章の生き生きとした
感じ、良かったです。
ロマンティック、冒頭のホルン、2楽章のヴィオラ、うーんブルックナーだ!
と当たり前のことを考えながら聞いていました。
快い重厚感、いいですね。
第3稿を意識して聞いたのは多分初めて。
終楽章の第1主題の再現がないんですね。
ちょっと無理やりな感じがするのは、好みの問題でしょうね。
1楽章から3楽章までと、4楽章との趣が異なるのこの曲ですが、第3稿では
それが、より鮮明になっていたと思います。
終楽章の絶望感、ブルックナーですね。